予防歯科のご案内

予防歯科とは?


予防

今までは、歯が痛くなってから歯医者に行くものでした。
しかし虫歯になってから、歯を失ってからでは手遅れです。また歯周病で無くなった顎の骨はなかなか元には戻りません。
そのため最近では虫歯にならないように、歯周病が進行しないように予防していく事が重要になってきます。
治療することよりも予防することがこれからの歯科医院の大切な役割となっています。

虫歯とは?

虫歯の原因菌は、お口に入ってきた砂糖を栄養源としてネバネバした物質をつくり歯の表面にしっかりくっつき、それが溜まって厚い膜状(バイオフィルム)になります。

虫歯菌は、この膜に守られて増え続けどんどん酸をつくります。膜の内側は強い酸性となり脱灰(歯のエナメル質から成分のリンやカルシウムが溶け出す反応)が進みます。
こうして虫歯は本格化します。

バイオフィルムの特徴は、表面にくっつく性質が強く簡単にははがれないことと、抗菌性の薬も透過させないほど強いことです。ブラッシング等で物理的に取り除くしか方法がありません。

歯周病とは?

歯が抜けるのには原因があります。
歯を失う原因の半分以上が歯周病とも言われています。自覚症状のないまま進行し、気づいたときには骨が無くなっていることが多く見受けられます。
歯周病は中高年の病気ではなく今では若い年代にも歯周病は広がってきました。30代になったらほとんどの方が歯周病の仲間入りです。いかに若い時から意識して予防するかがカギとなります。
歯周病の予防・治療をすることによって、自分の歯でおいしく食事をしたり、自然な笑顔で過ごす事ができます。
食事がおいしく食べれることは、人にとって大きな楽しみの一つであり、体全体のことを考えても健康の第一歩です。

定期健診・メンテナンスについて

歯科では治療より定期健診・メンテナンスがお口の健康を守るのに重要となります。

世界で一番予防が進んでいるスウェーデンでは歯科の定期検診受診率が大人で80%以上あり、子供にいたっては100%近くが定期検診を受けています。他の 先進諸国でも70%ほどの受診率が一般的になってきました。先進国ではこのように歯科に対する関心が高いのに対し、日本では驚くことに、10%以下の定期 検診受診率です。
これでは虫歯や、歯周病が悪化してしまうのも当然といえます。

 

メンテナンスでは歯周検査、ブラッシングの確認、歯石除去・歯のクリーニング(PMTC)を行います。普段のブラッシングでは除去できない歯の表面に付着したバイオフィルム(細菌の塊)・歯石をきれいに取り除き、歯周病や虫歯の発生の予防を目的としています。
場合によってはかみ合わせのチェック、生活習慣のアドバイス、レントゲン写真撮影をします。

 

定期健診の期間や内容は、患者様の口腔状態によって異なります。
通常、1ヶ月に1回、3ヶ月に1回、6ヶ月に1回、1年に1回のサイクルでお越しいただいております 。


クイックジェット

クイックジェット クイックジェット

クイックジェットは、エアー・清掃用パウダー・水を含むジェットストリームを噴射することによって、短時間で汚れを取り除き、歯本来の白さ・自然の輝きを手軽に取り戻せます。パウダーを含んだジェットストリームは、通常の器具では清掃しにくい部分でも容易にクリーニングすることが可能です。
タバコのヤニや、コーヒー、紅茶、ワインなどによる、しつこい汚れ,着色が取れます。

施術に際して特に痛みはありませんが、知覚過敏の方の場合には、刺激を感じる場合があります。クイックジェットは、エアーとパウダーで汚れを強力に吹き飛ばしますが、歯の表面をきれいに磨くといった性質のものではありません。

 

PMTCとは

毎日、隅々まで磨いているつもりでも、どうしても歯ブラシの届きにくい所 汚れがたまりやすい所が出来てしまいます。
この部分のクリーニングを歯科衛生士が専門的な器械を使って行うことです。
PMTCの効果

・バイオフィルムの破壊
 1. 菌の菌力を弱める→虫歯になりにくい口腔になる。
 2. 歯周病 ・ 歯肉炎の予防。
・きれいな歯を保つ、口臭の予防。

PMTC PMTC PMTC


■PMTCの流れ■

(1) プラーク及び歯石の徹底的な除去
(2) ステイン(着色・ヤニ)除去
(3) 研磨
(4) フッ素塗布 (フッ素により歯を強くすることで、虫歯を予防します)
(5) ホームケアの指導